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【動画編集に挑戦中!】編集ソフトや作業の話

コロナウィルスの影響でエクササイズの動画を作成することになり、現在作業を行っています。

初めて本格的な動画編集というものに挑戦したので、使ったソフトや苦労している点などをシェアできればと思います。

これから動画撮影や編集をやってみようという方の参考になれば嬉しいです。

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まずはソフト選びから

私はMacBook Pro を使っています。

Apple製品なので、最初からimovieが入っています。しかし作りたい動画とimovieの機能がマッチしなかったので、違う動画編集ソフトを探しました。

色々と調べてみると無料のものから有料のものまで様々なソフトがあることが分かりました。

Adobe Premiere Pro(有料):youtuberも使うプロ向けの最も有名?なソフト。(サブスク)

Adobe Premiere Elements(有料):プレミアプロを簡易化したソフト。プロと違い、買い切りでの購入ができる。

Final Cut Pro(有料):Mac向けのプロ用ソフト。こちらもyoutuber御用達。

Filmora(無料・有料):無料でもクオリティが高く、有料でも比較的安価。youtuberも利用。

iMovie (無料):Mac向けの無料ソフト。基本これで作れるが、機能が限定的。

DaVinci Resolve(無料・有料):プロ向けのソフト。無料でもクオリティが高い。
ソフト選びで高額な費用をかける気がなかったので、必然的に「iMovie」「Filmora」「DaVinci Resolve」の3つに絞られました。
私はこの中から「DaVinci Resolve」を選んだのですが、理由は以下の2つになります。

 

  1. Filmoraは無料だとロゴの透かしが入る(気にならない人は問題ない)
  2. iMovieは字幕の入れ方の自由度が低い(個数や色など)

DaVinci Resolveの操作は慣れるまで少し難しいですが、素人が行う作業はワンパターンなので特に問題ではありませんでした。

編集作業は大変だった

iMovieで友人の披露宴用の余興動画を作ったりした事があったので、「まぁすぐ出来るだろう」と簡単に考えていました。

結果的にその考えは甘かったですね(笑)

iMovieよりも作業の自由度が増した分、行う作業や設定が複雑になりました。

私が動画編集を行う際の作業工程(6段階)を1つずつ簡単に紹介したいと思います。

①動画取り込み

 動画をiPhoneで撮影しているので、まずMacにAir Dropで送ります。ここの作業のスムーズさはApple製品を使っている強みだと思います。

パソコンに取り込んだ動画を次はソフト内に取り込みます。この作業は動画の入れたフォルダから引っ張って来るだけなので、簡単でした。

②動画のカット

取り込んだ複数の動画を順番に並べて、長さを調整したり不要な部分をカットしたりします。

基本動画は回しっぱなしでミスしてもそのままやり直すので、そういった部分をカットして繋げていきます。噛んでしまったり、同じ説明を繰り返していたりしたので、切ったり縮めたりが大変でした。

編集画面はこんな感じです。

 

③タイトル や字幕の作成

ここまでで動画としては完成しているので、ここからは装飾作業をしていきます。私が行ったのは以下の3つの作業です。

  1. 場面の切り替わりにアニメーションを入れる(パワーポイントと同じ)
  2. エクササイズ名や注意事項のテロップ
  3. 喋っている内容の字幕

特に字幕はどこから写すか、何文字まで入れるかなどを考えながら作業する必要があるので時間がかかります。

見やすさを考えて背景や文字の色などにもこだわり出すと大変です。

 

④色味の調整

普通に動画を撮影すると、「映像が暗い」「明るすぎる部分がある」「鮮やかさが無い」などの気になる点が見つかります。

そういった箇所を調整します。DaVinci Resolve は非常に細かく色味を調整したり、ボカシや入れたりする事ができます。

”顔が暗くて表情が見にくいからそこだけ明るく鮮やかに”なんて事も可能です。

調整前
調整後

細かく調整できるが故に、こだわり出すと終わりません。

そして、こだわり過ぎると完成した時のデータ量が大きくなってしまいます(1GBを普通に超えます)。

なので、この辺りは程々に(笑)

⑤音声の調整

音量の調整やノイズの除去などを行います。

音量は携帯なので思ったよりも小さくなっています。このままでは聞き取り辛いので、音量を上げて聞き取りやすくしました。

このソフトの凄いところはノイズを除去したり、エコーなどのエフェクトをかけたり出来る事です。

室内で撮影していますが、エアコンなどの機械音や外を走る車の音などがどうしても入ってしまいます。そういったノイズを完全にでは無いですが、取り除く事ができます。

多少聞きやすくなるのでは無いでしょうか。

⑥動画の書き出し

動画ファイルとして書き出しを行って完成となります。

動画のファイル形式も選べる(MP4など)ので、その辺りをいじって完成です。

もし書き出した後にデータサイズが大きすぎたら、再度画質を調整して書き出し作業を行います。

私は1本につき2〜3回はこの作業を行いました(笑)

最後に

コロナウィルスが出なければ、エクササイズを撮影して動画にしようとは思わなかったと思います。

新しいことに挑戦することは大変ですが、楽しくもありました。特に私は細かい作業に没頭するのが比較的好きな人間(プラモデルやパズルなど)なので、大変ですが苦ではなかったですね。

今回動画編集作業を簡単にですがチャレンジしたことで、Youtuberの皆さんがどれだけ大変な作業をしているのかがよく分かりました。

少し身についた動画編集技術を今後も生かしていければ良いなとは思っています。

 

余談ですが

YouTubeを見る時には編集作業やテロップの入れ方などに目がいくようになってしまっています(笑)

(Photo by Martin Lopez from Pexels)

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