アスレティックトレーナー が日常生活やスポーツにおける「健康」と「安全」について書いています

【令和元年】読んで良かった本5選

令和元年も終わろうとしています。

皆さんは今年どんな本を読みましたか?

今まではトレーナーの専門書を購入することが多かった私ですが、今年はジャンルに囚われずに購入してきました。

そうは言ってもやっぱり専門書が多くなってしまいましたが。。。

そんな今年購入した書籍の中から、読んでよかったと思ったものをご紹介しようと思います。

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読んで良かった本5選

サッカー日本代表帯同ドクター〜女性スポーツドクターのパイオニアとしての軌跡〜 

1冊目はサッカー日本代表帯同ドクターの方が書かれた本です。

SNSで話題になっていたので購入された方も多いのではないかと思います。

なかなか知ることが出来ない代表チームの裏側などが詳しく書かれているので、トレーナーとしても、サッカー好きとしても興味深い内容でした。

特にロシアワールドカップの時の裏側やスタッフの話は非常に興味深く、普通は外に出てこない様な情報がドクターとしての苦労や喜びと共に記されています。

サッカー好きであれば絶対に楽しめる一冊です!

職業としての小説家

毎年ノーベル文学賞の受賞が期待されている村上春樹さんの著書です。

毎年話題になっているにも関わらず、1冊も村上春樹さんの本を読んだことがありませんでした。

今年こそは何か1冊読んでみようと思い本屋さんへ行った際、この一冊を見つけて購入しました。

小説家という職業を取り巻く環境や小説を書くという事について、自伝的に書かれています。

小説家と呼ばれる方達がどんな事を考え、どのように作品を生み出しているのか。

小説家の裏側を少し垣間見ることができ、

村上春樹さんの仕事との向き合い方などには非常に感銘を受けました。

「言葉にできる」は武器になる。

私は去年からブログを書き始めたのですが、今まで人に読んでもらう為の文章というものを書いたことがありませんでした。

いざブログを始めてみると、頭で考えている事をうまく文章にすることがこれ程までに難しい事なのだと痛感しました。

考えていることを言葉に。

そして人に伝わる文章にするという事を学ぶために購入した一冊です。

ブログだけでなく、プレゼンや講習会など自分の考えを誰かに伝える場面で生きる考え方から方法までが分かりやすく書いてあります。

他にも文章の書き方についての本はたくさんありましたが、私はまず言葉に出来ないとダメだと思ったので、この本にしました。

新しい呼吸の教科書

呼吸というと「腹式呼吸」を意識する様な事を言われる事が多いのではないでしょうか?

では腹式呼吸と胸式呼吸では何が違うのか?

腹圧とは?体幹とは?

身体の状態と呼吸にどの様な関係があるのか?

呼吸と身体の関係を簡潔な理論とエクササイズが紹介されています。

実技の紹介だけでなく理論から呼吸状態のチェック方法まで記載されているので、トレーナー関係の方でなくても読みやすくなっています。

これを読んだことも私がPRIのセミナーを受けるきっかけの1つになりました。

呼吸のエクササイズってなんだ?という方の入門書としてオススメです。

Starting Strength

ストレングストレーニングに関する本です。

専門書は医療関係の本を買う事が多いのですが、ストレングストレーニングに対する理解をさらに深めたいと思って買った一冊です。

エクササイズ種目についての説明がされてるのはもちろんですが、なぜその種目なのか、なぜこのフォームなのかについて解剖学などの視点から解説されています。

また初心者の指導方法や負荷の上げ方などの実践的な内容まで解説されていて、実用書としては申し分のない内容となっています。

「なぜ」が説明できるという事はトレーニングだけでなくリハビリでも大切であり、エクササイズ選択について考え直すきっかけになりました。

まとめ

1年間で沢山の本を読んだ訳ではないですが、気になった本はある程度買ったり借りたりして読んでいます。

SNSやインターネットから無料で情報が手に入る時代になりましたが、やはり積み上げられた知識がインプットできるのが書籍の良い所だと思っています。

年末年始のお休み中に何か本を手にとってみてはどうでしょうか。

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